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ダイバーシティー富士登山2017

ダイバーシティー富士登山 2017

 

太平洋上に台風が2つ

 

前線が、東北から関東まで。

予報は、曇り、一時、局地的豪雨。

 

行きますか?あなたが主催者の長であったら?

悩んだ1週間。

 

それでも東京駅に朝7:30に集合。

一番遠い人は、大阪から夜行バスで2名。

 

一番遅刻に心配な人も今日だけは、早めにくる。

障がいがある人程、遅刻をしない。

むしろ一番に来る。これだけでもいい学びです。

 

さて、出発

天気曇り。

 

バスの中は体力温存。

 

御殿場インターを降りると

雲が分厚くなる。

 

そして、山道に入ると、霧雨に変わる。

そして、霧で視界がどんどんなくなる。

 

5合目到着

もはや、霧で一寸先も見えない。

 

集合までのつかの間、山小屋に入ると

もう気がつくと常連になっていた自分。

 

今日は車椅子の人はいないの?

とか、

7合目はどしゃぶりらしいとか、頂上もずっとそんな感じだと

下山者の情報を集める。

 

集合して、雄叫びをあげるが、ていうか、

ここで帰るわけにもいかず、、、

 

6合目までは、まだ引き返すチャンスもあるので行くことにした。

霧雨の中、どんどん進む。

 

時折、大粒の雨。

要は、雨、霧、雨の連続だ。

 

今年は、視覚障がいの方が4名。聴覚障がいの方が2名。発達障がいの方が2名。

両足首に器具をつけてる人が1名。年齢も17歳から53歳まで。幅広、仕事も

多種多様だ。

3チームに分かれて、登っていく。

 

富士登山は人生の縮図だ。

僕の名言ですが、、、

 

登りはじめと最後の岩場は、視覚障がいにとっては、難関な場所だ。

サポートも大変だ。

 

足を右、左、もうちょっと前へ。そして、足がすべり、

どすんとすべることになる。

 

それでも、前へ、前へ。

 

6合目に到着。

 

リーダーが集まりミーティング。

まだぎりぎり引き返すチャンスがあるので

本6合目まで、行くことに決意。

 

まだ、高山病はいない。

ただ、少しづつ、雨で体力が消耗していく。

手がどんどん冷たくなってくる。

雨具の意味がなくなってくる。

リュックカバーを忘れた人が着替えが濡れ出すということも。

又、靴の中がびしょびしょになり、思った以上に寒くなってくる。

 

今回は僕が先頭を歩く。

後ろのそれぞれの声が僕の耳に入ってくる。

雨の中を傘もささずに歩いたのは、生まれてはじめてだとか。

こんな霧を見たのははじめてだ。とか。

みんな疲れてくると、冗談が少なくなり、息が早くなってくる。

 

そうすると、僕は、休憩をいれるというペースを保っていた。

 

チームの編成を変えてみたり、又、それぞれの体調を確認しながら、、、

前へ、前へ。

 

今年のチームは、結構結束力がよく

十分全員登頂できる可能性の高い感じはある。

後は本当に天気のみだ。

 

東京に大雨が降っている。

川崎に大雨警報がでた。

 

さすがにみんなの情報は早い。

10年前と比べて、スマホの防水機能がすごいのがよくわかる。

 

本6合目に到着。

不思議なもので、下山するチェックポイントにつけば雨が弱くなる。

そうすると、又みんなの士気があがる。

 

反対だったら、どんなに決断が容易になるか。。と思ったほど

 

ここで下山を決断すると、今夜中に東京に帰ることができる。

ここで、登ることを決断すると、明日の昼まで、帰ることができない。

 

又、過去2回のつらい暴風雨を思い出す。

 

もう一度リーダーを招集。

本7合目の宿まで行くか?引き返すか?

 

結局、行くという決断をした。

決めたら、もう盛り上げていくしかない。

 

そして、登りはじめる。

 

2名、高山病の予兆がではじめた。

雨や、寒さは、相当口すっぱく言ったので、今のところ、

なんとかなっている。

 

そして、午後17時30分くらいに7合目に到着。

 

ここからは、気候が少し変わる、気温も10度は下がる。

雨の量も多くなる。そして、夜だ。

 

ライトを装着してもらい、出発することにした。

一瞬にしてあたりは真っ暗。

そんな中、5合目から一人でおっかけてくる女性もいた。そちらも

連絡をとりあいながら、ゆっくりと、大雨の中をあがっていった。

 

途中で、雨が強くなり、霧が濃くなり、前が一瞬何も見えなくなった。

つまり、道がなくなった気がした。

 

ひょっとしてブル道に入り込んだのではないか?

このままあがって大丈夫か?

 

あがって引き戻ることもできないので、少しづつペースを落としながら、

前へ、前へ、

雨と冷え、そして、真っ暗の不安。みんなが、声をかけあっているのがわかる。

 

法政大学の登山部の部長とリーダーに今の先にこのまま行って、

道が正しいかを見てきてもらいながら、少しづつ、前へ、進んでいった。

 

しばらくして、一瞬、霧が薄くなった時、宿からの光が、見えた。

道が確認でき、前へ進むことができた。

 

今になっていうが、これが、雨の富士登山の危険なところだと思う。

同じような道が折り重なっている場所があるため、

標識がないとなると、こういう危険がある。

 

又、これくらいの雨になると、富士登山へのツアー客はだれも来ない。

よって、前も後ろも人がいない。

 

僕らは行けるとこまで行くというのが原則。

 

責任者として、ほっとした。

 

そして、なんとか本7合目見晴館に到着。

雨が滝のように降り続ける。

 

全員で宿に一気に入ることはできないので、そこは体力の消耗している人が順番。

最後の人は、20分は、雨に打たれていただろうか?

 

食事の前に、又リーダー達と相談。

 

全体の健康チェックと疲労度のチェック、

今後の雨の様子と、ご来光の可能性、

などを話しをし、雨の疲労が激しいということと、

ご来光は見えないということ。

登頂前の雨の中の渋滞と冷えと疲労を加算して

下山への体力を考えて、今回は、ここまでという

判断をしました。

 

残念でしたが、みんな以外にもあっさりと

受け入れてくれました、まずは、安心。

 

朝はゆっくり5時に起床。

6時から準備をし、7時から下山。

大雨と思っていたが、霧から、時おり晴れも見えて

そのタイミングで下山をスタートしました。

 

砂走りも洪水になってなく、ひとまずは、安心。

途中で、霧が又濃くなり、下山手前では、又大雨となりました。

 

登頂はできませんでしたが、富士山はこれからもあるはずです。

ダイバーシティー富士登山も安全を前提に挑戦している限り、続くはずです。

 

みなさん、様々な思いと、経験を持ち帰って頂いたと思います。

 

そのそれぞれの挑戦が世の中に広がっていくことを祈って、

重圧から解放されて、眠りにつきました。

 

みなさん、本当にお疲れさまでした。

そして、準備、協力、ご参加して頂きありがとうございました!

 

感謝@挑戦 

 

 

 

 

 

 

 

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